オフィスから住戸へのコンバージョン。
オフィス特有の高い天井高を活かしたどこにもない賃貸マンションへの転用を目指した。
天井を解体する部分を限定することでコストに配慮しつつ、各室の天井の一部を吹抜け的な高天井とした。間取りや各室の出入口部分のパズル的操作によりその高天井部分をつなぎ合わせ、予期せぬ視線の抜けや光の反射などリフォーム特有の偶然性を利用して空間の軽やかさを高め、住人の新しい住まい型を誘発するよう考えた。