藤井寺の現場は竣工検査を終え,もうすぐ引渡しかと思うといつもながらに寂しくなってきました・・・ 藤井寺は古墳が点在する地域で,今回の敷地は道を挟んで北側に大きな古墳の緑地を望む敷地でした. 既存の建物は,35年以上前に建てられた木造2階建て住宅. 1階・2階ともに北側に面して大きな窓がなく,せっかくの景色が活かされていませんでした. 今回の改修のポイントは既存の木構造の補強を行いがながらこの絶好のロケーションを活かすことでした.
日曜日は藤井寺で民家リフォームの打合せ. 今回はビフォーアフター的な大規模なリフォームを行っています. 古墳の緑地に面した絶好のロケーションを活かしつつ, 新築以上のものを提供したいと考えています. 現場は年明けのお引渡しに向けて最後の追い込み中です.
引越一週間前から始まった事務所の改修工事. 短い工期と少ない予算で自分の満足するワークスペースをつくる. 出来るところは自分でやるということで大工工事に先立って塗装を行いました. 既存の塗装の上からごくごく一般的な白ペンキで2回塗. 古いRC下地の凹凸や目地,既存塗装が薄っすら透ける壁面のコンポジション.
11月30日をもって2年半お世話になった407号室を退去しました. 断熱なしのRC造のビルの最上階で,4階まで階段を上り下りする日々でしたが、 私にとってはひとつのステップとして,建築に打ち込める素晴らしい環境でした. 12月からは同じ櫻ビルの204号室に移転します. 2,3人で気持ちよく働ける場所をつくるべく,内装工事が進行中です!
このたび弊社にて設計監理させていただきました姫路市の住宅が竣工しました. つきましてはお施主様のご厚意により,10月22日・23日に見学会を開催させていただきます. 木造3階建てで耐震等級3という耐震性能を確保しつつ, 敷地の小ささ、交差点に面する開けた立地を活かし,
久々の休日に名古屋・岐阜方面へ. 名古屋では改修された〈豊田講堂〉(1960年竣工,2007年改修:槇文彦設計) 岐阜では〈みんなの森ぎふメディアコスモス〉(2015年竣工:伊東豊雄設計)を訪れました. 形態やスケール感は圧倒的に非日常の雰囲気がつくりだされていますが, どちらも場所にしっかり馴染んでいて,どんな人が使っていても絵になりそうな素晴らしい空間です. おいしい名物料理もたくさんありますが,この建物を見るためだけでも訪れてみる価値はありますよ.
早いもので今年も残すところ2日となりました. 仕事が立て込むとブログの更新もできなくなってしまいますが, お陰様で充実した日々を過ごさせていただいています. 今年は大阪工業大学で非常勤講師を始めさせていただき, はじめての経験で大変でしたが, 学生たちのがんばりに刺激をもらいすばらしい時間でした. 姫路の住宅で新しい出会いもありました. コンペで選んでいただいたので,いろんな想いを込めて設計させていただきました. 建築では坪単価という金額の基準がありますが, いつも思うのは,坪単価=グレードといった価値判断にのらない住宅としたいということです. 徹底的に考え抜くことで低コストでかつ住人があらゆる場所に愛着をもてるような家をつくりたい. 施主・設計者・施工者の愛があればあるほど価値のある家になると考えています. 2016年も忙しい年になりそうですが,様々なことにチャレンジしてゆきたいと思います.
週末にOBPで行われている大阪ビジネステーマパークフェスタを訪れました. ビジネス街の緑あふれる大通りが歩行者天国になっていて,おしゃれな雑貨やおいしいフードがたくさん並んでいて,見てよし味わってよしの素敵なイベントでした. ホコ天の最後は野外ライブを行うステージとなっていて,OBPミュージックフェスタという音楽イベントが行われていました. まるで高木で包まれた屋内のホールのような印象を受けました. 曇っていて暗かったことで,ステージの演奏者や管楽器がライトアップの光でより一層輝いて見えました.
ルクアイーレのフライングタイガーで娘にせがまれて買ったキリンのオブジェ. 赤・緑・青の絵具と筆がセットになって500円とお手頃です. 思いのほか熱心に塗ってくれましたが,塗れば塗るほど真っ黒に(笑). でもなかなかいいオブジェになりました.
先日打合せで訪れた姫路市中央保健センター. なかなかの力作だと思って調べてみると黒川紀章さんの設計でした. アプローチの大階段の外壁は花崗岩をはめ込んだPCパネル. 大屋根はスペースフレームのガラス屋根. 内部も贅沢なつくりで見どころ満載です.